自由表現とデッサン
クリスマスイブですね。絵画教室の今年のレッスンは終了しました。
今月のレッスンを振り返ってみたいと思います。
小学生クラスの臨床美術でクリスマスにちなんでポインセチアの制作を楽しみました。
ポインセチアと言えば赤いお花をイメージされる方が多いと思います、実際には白やピンクなどもあります。
教室の制作では、実物通りかどうかより、自分がどう表現したいかを重視して制作しました。
正しく描く事から離れてみると可能性は無限大に広がっていきます。
描きながら考えたり、自分で決断する事がアート制作の中にはたくさんあります。いろんな考え方やいろんな表現をする人がいるから面白いし、学びや発見があります。
答えが一つではないから、やりながら自分の正解を模索していくのです。
アートは建築とは違ってゴールが決まっていません。どんな作品になるか作者でも分からないものなのです。
高学年対象のデッサンクラスでバナナを描きました。
鉛筆デッサンは光と陰影、質感などをモノクロで表現していきます。
自由表現とは違って、形を正確に捉えたり、それらしく表現する知恵なども身に着けていきます。
デッサンの知識を身に着ける事は表現の幅を広げる役に立つものなので
興味の出る年齢になったらぜひ挑戦していただきたいと思います。
でも、こどもの発達段階もあるため、早すぎる指導はかえってこどものやる気を削ぐことになりかねません。
高学年になるにつれ自分と人の作品を比較して落ち込んだりする子がでてくると聞く事があります。
しかし、他人と自分は全く違う人間なので比べる事には何の意味もありません。比べるならば過去の自分と比較して成長しているかが大切です。
世の中で成功している人の中には、子どもの頃は変わり者だったり、理解されないような人もいたりしますね。
何が正解かなんて正直分からないものだと思います。
他人に振り回されることなく、いかなる環境でも地道に努力し
自分はできると信じられる力こそ大切ではないでしょうか。
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